1月17日の中山11R・カーバンクルS(4歳上オープン、芝1200メートル=16頭立て)は7番人気のウイングレイテスト(牡9歳、美浦・畠山吉宏厩舎、父スクリーンヒーロー)が、23年のスワンS・G2以来、2年3か月ぶりの勝利を飾った。勝ち時計は1分7秒4(良)。

 8番枠から好スタートを決めて、好位3番手を確保した。前半600メートル通過33秒7の流れを、直線で抜け出し残り100メートルで先頭をとらえると、外から追い上げてきたカルロヴェローチェを首差でしのいでゴール。トップハンデ58キロをものともせず、メンバー唯一の重賞勝ち馬が意地を見せた。

 デビューから46戦中35戦でコンビを組む松岡正海騎手は「返し馬の感じから勝ち負けだなと思った」と手応えをつかんでいた。さらに続けて「自分の経験をこの馬に注ぎ込んで、年をとって体力が落ちてきてからの仕上げや、精神面で上積みを積んでいければと思います。“キングカズ”みたいな感じで」とサッカー界のレジェンドを引き合いに、相棒の9歳馬との今後を見据えた。

 畠山調教師も「9歳でハンデを背負って頑張ってくれている」とベテランの走りを称賛。今後については「斤量面を考えて」とした上で、オーシャンS(2月28日、中山)や米子城S(3月15日、阪神)を次走の候補に挙げた。

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