◆ラグビーリーグワン1部▽第5節 神戸67―21BR東京(17日・神戸ユニバー)

 神戸が10トライを挙げてBR東京を圧倒し、第2節から4連勝。勝ち点5を加算し3位をキープした。

 前半3分にSOブリン・ガットランドのPGで先制。同8分に逆転を許したが、元ニュージランド代表でロックのブロディ・レタリック主将の3トライなどで再びリードを奪い、34―7で折り返した。後半も終了まで攻勢を緩めなかった神戸が第3節のトヨタ戦(49〇29)を上回る今季最多得点で快勝した。デーブ・レニーヘッドコーチは「自分たちの大事にしてきた部分がハイレベルに遂行できていた」と納得の表情だった。

 この日は阪神・淡路大震災が発生して31年となる節目。神戸の前身である神戸製鋼は1995年1月、全国選手権で7連覇を達成した2日後に被災した。練習場が使えない状態になるなど、街とともに復興の道を歩んできた。チームによると、2003年度のトップリーグ発足以降に「1・17」に試合が行われるのは初めてだった。

 後半36分にダメ押しトライを決めた共同主将の一人で日本代表のCTB李承信は「この街のため、どうプレーしないといけないか選手全員で話してきた。今日はグラウンドに立つまでの一人一人のマインドセットが非常によかった。スティーラーズらしさを出せて、この結果をうれしく思う」と話した。

 選手とチーム関係者は16日午後と17日早朝に分かれ、全員が神戸市の東遊園地で毎年行われる追悼行事に出席。

特別な思いを胸にホストゲームに臨んでいた。

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