大相撲初場所7日目(17日、東京・両国国技館)

 幕内・伯乃富士(伊勢ケ浜)が横綱・豊昇龍(立浪)に取り直しの末に敗れた。最初の一番では豊昇龍の投げに耐えて両者が倒れ込んだ。

「横綱の手をつくのがみえたので勝ったのではないかと思った。死に体でないかなと思ったが、横綱に軍配が上がっていたので取り直しの可能性もあるかな」という。

 取り直しの一番は左差しになったが右上手を許し、寄り倒され3敗目。「お客さんの拍手や興奮して盛り上がる中でもう一回冷静に淡々と出来なかった」と唇をかんだ。

 最初の一番は悔しさが残り「うーん」とうなり、報道陣に勝敗を確認する場面もあった。幕内後半戦の九重審判長(元大関・千代大海)は「私の位置から手は見えなかった。ビデオ室の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)からは『手も早かったけど体もひっくり返っていた』とのことだった。全員が体(たい)がないということで一致したので同体とした」と説明。八角理事長(元横綱・北勝海)は「取り直しというルールがある。(取り直しの豊昇龍は)いい相撲を取った」と振り返った。

 伯乃富士は最後、「審判部の親方や行司さんがいないと相撲が取れない。横綱の投げはウォーミングアップから付け人と対策していた。

もう一個何かが足りなかった」と前を向き、レベルアップを誓った。

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