◇ 全国都道府県対抗男子駅伝 (18日・平和記念公園前発着・男子7区間48キロ)

  静岡県は2時間18分55秒の9位で、惜しくも2020年(5位)以来の入賞を逃した。29位でたすきを受けた2区・関響佑(15)=町立清水中3年=が8分25秒の区間賞で8人抜きの快走。

3区では野中恒亨(20)=国学院大3年、浜松工高出=が13人抜き、アンカーの西沢侑真(25)=トヨタ紡織、浜松日体出高=が10人抜きを演じたが、入賞にあと一歩届かなかった。

 期待の中学生が、安芸路を疾走した。静岡の関が2区で区間賞に輝いた。「取りたいと思っていた。8分20秒台を狙っていたので出せて良かった」。県勢の区間賞は2014年の6区で小野寺悠が獲得して以来。2区では2009年の勝亦祐太以来、17年ぶりの快挙となった。

 29位でたすきをもらうと、一気にギアを上げて前の集団を追いかけた。「5人ぐらい抜ければいいかなって思っていた」。グングン加速して8人抜き。2位に11秒差をつけて区間トップで走りきった。

 頼もしい先輩たちと一緒に宿舎生活を送って刺激を受けた。

野中や西沢ら大学、社会人のトップ選手から特にメンタル面を学んだ。「野中さんはすごくポジティブ。今回ちょっと緊張していたけど、なんとかなる、って雰囲気で気が楽になった」と笑う。

 今大会の活躍で、中学生世代に送られるジュニアBの優秀選手賞も受賞した。「すごく励みになります」。2月には中学最後の大会となる全国クロカンに出場する。「練習でもクロカンを取り入れているので得意です」と自信を見せる。高校は県外に進学予定。日本トップ選手を目指して、厳しい環境に身を置く。(塩沢 武士)

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