2024、25年のコックスプレートを連覇するなどG1を12勝した世界的女傑ヴィアシスティーナ(豪州の年齢表記で牝8歳、豪州・クリス・ウォーラー厩舎、父ファストネットロック)が、引退することが、1月18日に馬主と調教師から発表された。今後は繁殖牝馬となり、初年度の交配相手にはドバウィが予定されている。

 同馬は英国でデビューし、5歳時の2023年にプリティポリーSでG1初制覇。その後、豪州に移籍した。24年のランヴェットSで移籍後初のG1タイトルを手にすると、そこからはコックスプレートやクイーンエリザベスSなどのビッグレースを次々と制し、ラストランとなった昨年11月のマッキノンSで12度目のG1制覇を決めるなど、最強牝馬の名をほしいままにした。

 日本調教馬の前にも立ちはだかり、2024年のコックスプレートではコースレコードで2着のプログノーシスに8馬身差をつけて圧倒。ローシャムパーク、ジオグリフが出走した昨年のクイーンエリザベスSでも鋭い脚で抜け出し、力の違いを見せつけた。

 昨秋のコックスプレートでは同じクリス・ウォーラー厩舎のバッカルーとの激しい叩き合いの末、0・1馬身差で連覇を達成。TABチャンピオンズステークスでも、ゴール前では流す余裕を見せ、2・75馬身差をつけての快勝。これが現役最後のレースとなった。

 世界的名牝の引退にSNSでは「途方もない強さだった女傑もついに引退か」「8歳まで無事に走り切って本当に素晴らしいですね……」「強すぎてなかなかお嫁に行けなかったヴィアシスティーナ姐さんも遂に引退か」「日本で産駒が見たい」「涙涙涙!」「これからはお母さんとして期待してるんだよ!」など引退を惜しむ声、母として活躍するコメントが相次いでいる。

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