J2北海道コンサドーレ札幌DF内田瑞己(26)が、屈辱を乗り越えた経験を生かし、定位置取りを目指す。沖縄・金武町でキャンプ中の札幌はオフ明けの18日、2部練習を行った。

J1町田から完全移籍で加入した内田は初日からフルメニューを消化中。「まだ期待に応えられるようなパフォーマンスは半分も出せていない。自分のストロングである攻撃参加だったりをもっと出していかないと」とアピールを続けている。

 16日には札幌の一員として初の対外試合となるJ1浦和戦に臨んだ。右サイドバックで30分出場も「全く自分のプレーを出せなかった」と反省が口をついた。新天地に来て1週間、最も感じているのが連携面の必要性。「まだコミュニケーションが全然取れてないなと。早くチームに溶け込まないといけないし、僕が既存の選手たちの特徴もつかまないといけない」と融合を第一に取り組んでいく。

 22年にJ3讃岐でプロ生活をスタート。25試合に出場し翌年、町田へ移籍した。「もっとやれると思っていたが、全然通用しなかった」。試合出場はできず、翌年から期限付き移籍で讃岐に戻ったが、スピードと上下動を武器に2年連続で37試合に出場した。

「町田の選手を見て、サッカーに対する姿勢だったりアスリートとしての気持ちが変わった。あの経験が今の自分につながっている」。味わった悔しさは無駄にせず、成長への糧とした。

 昨季限りで町田と契約は満了となり、移籍先を模索する中、札幌からオファーが届いた。恩返しの思いを強く持って迎える今季へ「相当な覚悟で来たので。自分の良さを出してチームに還元しないと」と言葉に力を込めた。(砂田 秀人)

 ◆内田 瑞己(うちだ・みずき) 1999年9月11日、神奈川県出身。26歳。平塚学園高から国士舘大へ進み、2022年にJ3讃岐へ加入。同年3月13日の開幕・松本戦でJデビュー。翌年、当時J2の町田に完全移籍。24年から2年間、期限付き移籍で讃岐に戻ってプレー。

今年、札幌に完全移籍で加入した。ポジションは右サイドバック。J3通算99試合出場2得点。170センチ、71キロ。右利き。背番号は17。

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