日本代表MF久保建英(Rソシエダード)はホームのバルセロナ戦で先発出場も、後半20分すぎに左ハムストリング(太もも裏)を負傷したとみられ、途中交代した。もも裏を抑えながら苦悶(くもん)の表情を浮かべ、ピッチに倒れ込んだ。

そのまま起き上がることができず、担架に乗せられ、同24分に交代となった。マタラッツォ監督は「検査結果は出ていないが、筋肉系のけがだ。残念。どれだけ離脱するかは分からない」と心配そうだった。

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 日本代表に試練が続いている。25年12月終盤には森保ジャパンの大黒柱であるMF南野拓実が左膝前十字靱帯(じんたい)を断裂する大けがに見舞われ、W杯出場が絶望的になる中、シャドーでコンビを組んでいた久保も長期離脱になる可能性が浮上した。

 南野と久保以外では、絶対的守護神であるGK鈴木彩艶が25年11月に左手の中指と舟状骨の複雑骨折で全治3~4か月となり、リハビリ中。W杯開幕前には復帰する見通しだが、プレーへの影響は避けられない。W杯アジア最終予選で主力を担ったDF町田浩樹も左膝前十字靱帯(じんたい)を断裂している。ボランチとして新境地を見せているMF鎌田大地も右のハムストリングのけがで、離脱中だ。けがで代表活動から遠のいているDF冨安健洋は25年12月にオランダ1部アヤックスと契約したが、出場はまだなし。実力は未知数だ。

 けがから復帰した選手も予断を許さない。MF三笘薫は7日のマンチェスターC戦で復活弾を決めたが、離脱期間が長かったため不安はぬぐえない。MF伊東純也も25年12月26日のクラブ・ブルージュ戦で得点を決めたが、年齢の影響による再発の可能性が心配される。DF伊藤洋輝も復帰したが、けがの多さが懸念される。

 W杯最終予選以降はけがとの戦いに苦戦したが、DF鈴木淳之介やDF渡辺剛ら、新戦力も台頭した。3月の欧州遠征でどうなるか、注目がかかる。

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