昨季までJ1清水のユース監督を務めていた沢登正朗氏が、静岡県社会人リーグ1部のチームを擁するフォンテ静岡FCのゼネラルマネージャーに就任することが19日、発表された。同氏は、キッズカテゴリから社会人チームまでを含めた「フォンテ静岡フットボールクラブ」の活動全般に、包括的に関わることになる。

 沢登氏は1992年に清水エスパルスに入団し、Jリーグが開幕した1993年には初代新人王を獲得。現役時代は背番号10を背負い、清水一筋で活躍。「ミスターエスパルス」としてファンから愛され続けた。2005年に現役を引退後はテレビ解説者を経て、常葉大浜松の監督を務めた後、22年から清水ユースの指揮を執っていた。初年度に最高峰のプレミアリーグ(L)からプリンスL東海に降格。昨季は同リーグで開幕から無敗で連覇を達成したものの、退任が発表され、ラスト采配となるプレミアリーグ参入プレーオフでは3年連続で初戦敗退していた。

 クラブを通じて沢登氏は次のようにコメント。

 「もう一度、この街をサッカーの情熱でいっぱいにしたい。その一心でフォンテ静岡FCへの参画を決めました。私自身、これまでは現場での指導が中心でしたが、今回はクラブを大きく育て、組織の礎(いしずえ)を築くという新たな挑戦でもあります。様々な選択肢がある中で、私の根底にあったのは『やはり静岡に貢献したい』という強い想いでした。

 大高代表から『Jリーグを目指す』というビジョンをお聞きし、その熱意に触れる中で、一つずつステージを上げクラブを成長させていくプロセスに大きなやりがいを感じ、決断いたしました。

 私の経験と技術のすべてをこのクラブに捧げ、子どもたちが夢を描ける場所、そして地域の皆様が誇れるクラブを共に創り上げていきたいと考えています」

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