ノルディックスキー・ジャンプの蔵王大会は20日、山形市のアリオンテック蔵王シャンツェで開幕する。前日は同市内で高梨沙羅(クラレ)と丸山希(北野建設)が会見。

高梨は「山形の皆さんは、応援が温かい。パフォーマンスで恩返しできたらと常々、考えている。今年こそはできるように、頑張って行きたい」と意気込みを語った。

 W杯では男女を通じて最多となる63勝を誇る高梨だが、昨季はキャリア初の表彰台なし。今季もあと1歩の4位、5位の成績が続いている。ミラノ・コルティナ五輪(2月6日開幕)の代表権は確実にしているが、目指すはW杯の表彰台。高梨は「今回で五輪が決まれば4回目。色々なことがあり、その中で前を向いてこられたのは支えてくれた人たちのおかげ。自分がやるべきことは、結果を出すこと。それが恩返しにつながる」と思いを秘める。

 前回の22年北京五輪では、混合団体でスーツ規定違反となり失格。引退もよぎったが、自身の姿で恩を返す道を選んだ。

「やめることが、やってしまったことへの償いにはならないと思った」と語り「自分が競技をやっている中で、少しでもできることがあれば。それで返せるとは思っていないけど、できることをやっていきたいと、そのときに率直に思ったこと。支えられて競技ができている」と4度目の五輪への強い思いを込めた。

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