楽天から海外FA宣言し、巨人に新加入した則本昂大投手(35)が19日、都内で入団会見に臨んだ。通算120勝&48セーブ、3年総額13億円の大型契約で加入した右腕は「やれる自信はある」と2度口にして決意表明。

先発ローテーションでの年間フル回転を誓った。23年以来となる規定投球回到達、4年ぶりの2ケタ勝利を目標に掲げ、チームの2年ぶりリーグ優勝、14年ぶり日本一に貢献すると宣言した。

 則本は課題の先発整備へ大きな戦力になりそうだ。昨年の巨人は規定投球回クリアは156回1/3で11勝した山崎だけ。赤星が121回、不振による2軍降格もあった戸郷が111回、井上が107回、グリフィンが78回で先発不足に苦しんだ。

 今季も現状ローテ入りが確定しているのは開幕投手筆頭候補の山崎のみ。その他は横一線だが、V奪回へ戸郷の復活は不可欠と言えるだろう。昨季終盤は故障離脱した赤星、井上も巻き返しに燃える。横川、西舘、新人の竹丸、山城、現役ドラフトで日本ハムから加入の松浦ら若手にも多くのチャンスがある。

 新外国人では前レイズのウィットリー、前レッドソックスのマタ、前楽天のハワードを獲得。いずれも先発候補で、3人がローテ入りする場合は外国人枠も考慮して登板、登録抹消、最短10日後の再登録を柔軟に使い分けながら回すプランもある。昨季3勝で日米通算200勝を達成した投手最年長の田中将もさらなる高みを目指している。

 ベテラン、中堅若手、外国人と先発候補は20人前後いて豊富だ。そこに則本が加わり競争激化。昨年は試行錯誤が続いた先発陣が生まれ変わる。(巨人担当キャップ・片岡 優帆)

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