上野動物園で飼育している双子のジャイアントパンダ、シャオシャオとレイレイが、25日に最終観覧日を迎える。1972年10月にカンカン、ランランが上野に来園して以来、54年ぶりに国内にパンダが不在となる。

スポーツ報知では同園関係者の話などをもとに、最終日まで「パンダ ありがとう」と題した連載を掲載する。

 【シャオシャオの電気騒動】

 生まれて初めてシャオシャオを大きい運動場に出した時、「事件」は起こった。元気に遊びすぎて、囲いの電気柵をぶち破って出て行ってしまったのだ。電気柵の外側も運動場の敷地内だったことから“脱走”とまではいかなかったが、運動場の塀の手前にある植栽の木の中へ突っ込んでいってしまった。

 電気柵は、基本的に外に出ないよう注意を促すためのもので、動物の体に影響がない程度にピリッと電流が流れる仕組み。その程度では、遊びたい心の方が勝ってしまったのか…。その後は、電気柵を運動場の奥に再設置。遊べるスペースを広くするように改良を加えたという。(カメラ・池内 雅彦)

【ヒストリー】2008年 リンリンが22歳7か月で死亡。初来園以来、上野動物園から初めてジャイアントパンダがいなくなる

 〇…東京都は19日、シャオシャオとレイレイが27日に日本を出発すると明らかにした。都によると、2頭は27日に動物園を出発し、成田空港から空路で中国へ向かう。28日中には、2頭の姉シャンシャンが暮らす中国の施設に到着する見通し。

インターネットでの観覧申し込みは既に締め切られており、最終観覧日となる今月25日の倍率は24・6倍だった。

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