23日の放送で完結するテレビ朝日系連続ドラマシリーズ「科捜研の女」のファンミーティングがこのほど都内で行われ、主演の女優・沢口靖子ら出演者が出席。沢口が涙を見せる場面もあった。

 1999年の放送開始から26年。23日の「科捜研の女 FINAL」(後8時)で幕を下ろす。沢口は「皆からいただいた論文を読んで、胸が熱くなるというシーンがある。すごく思いを入れて撮影した」と見どころを紹介した。

 四半世紀の歴史で初のファンミーティング。この日は老若男女の科捜研ファン約200人が集まり、笑いあり涙ありのイベントとなった。

 歴代シリーズの場面写真を見ながら振り返るコーナーでは、沢口の自転車シーンが話題に。「3代目くらいになるのかな。(撮影後の)打ち上げの景品を同じものにしたことがあって。スタッフが当選して、すごい喜ばれたことがありました」と笑顔。「乗れないんじゃないかって思われることがあるけど、高校生まで自転車通学していました」とも明かした。

 最後は共演者やファンに向け、手紙を朗読。

「まさか、こんなに早く白衣に袖を通す最後の日が来るなんて。正直な気持ちを言えば、もっと、マリコでいたかった」と率直な思いを明かすと、涙をこらえることができなかった。目を真っ赤にして「榊マリコと過ごした日々は、私の人生そのもの。かけがえのない宝物です」と続けた。

 「この作品は、今回をもって、ひとつの区切りを迎えます。でも作品を通して皆さまと一緒に積み重ねてきた温かい日々や笑顔や涙、たくさんの思い出はこれからもずっと心の中で、生き続けていきます」

 感謝を述べた沢口は前を向き、共演者一人ひとりと握手。会場からは拍手が鳴り止まなかった。

 〇… 内藤剛志も役こそ変わったが、season2から出演を続けた。「ドラマだから始まりがあれば必ず終わりもある」と言い切ったが、さみしさもにじませた。長年タッグを組んだ沢口を「まなざしがすごく印象に残るタイプの女優」と絶賛。初共演はNHKドラマ「その人の名を知らず」(1989年)で、当時は兄妹役だったが「監督からはお前らの共通点は人間であることだけだと。顔は違いすぎた」と自虐しながら懐かしんだ。

 女優でプロ雀士の山本ひかるは第1子妊娠を発表後、初めての公の場。言及はしなかったが、お腹はふっくらしていた。

 ◆科捜研の女(かそうけんのおんな)1999年10月放送スタート。現行の連続ドラマ最多シリーズ記録を更新。京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)を中心とした研究員たちが法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描き、「最新の科学捜査テクニック」と「人間ドラマ」が絡み合うミステリー。時代に合った最新技術が登場し、「―FINAL」ではAI、IoT機器などが出てくる。

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