劇団四季の俳優・武藤洸次が20日、舞台「恋におちたシェイクスピア」京都公演(4月25日~5月24日、京都劇場)に向けたオンライン取材会に出席した。

 武藤は現在東京公演に出演中。

ミュージカルには多数出演しているが、ストレートプレイは初挑戦ということもあり「稽古期間は言葉と向き合う時間で、刺激的で楽しかった」と振り返った。また今作は、シェイクスピア自身が演劇をみんなで作り上げていくというような物語になっており「その場で芝居が生まれていくような空気感を、お客さんと一緒に共有している感覚があってすごい幸せ」とやりがいを語った。

 演じるウィリアム・シェイクスピア(ウィル)は、冒頭ではスランプに陥っていて、言葉を失っているような状態の主人公だ。「それが恋をして、それをきっかけに再び言葉や演劇への情熱を取り戻していくっていうお話になっています。才能だけでなくて弱さだったり、迷いとか葛藤、衝動っていうのも含めて、ウィルはとても人間くさいような一面がある人物だと思っています」と役柄を分析した。

 今作の魅力については、本当にたくさんあると笑顔の武藤。「ストレートプレイなんですけど、コメディー要素っていうのも豊富に含まれています。テンポも軽快に流れていく芝居なので、ストレートプレイに慣れていないお客さんでも楽しんでいただけるような作品だと思っています」と自信をのぞかせた。

 7年半ぶりとなる京都公演に向けて「四季の原点であるストレートプレイを届けられるのは特別なこと。演劇への愛、情熱をより深くお届けできたら」とメッセージを送った。

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