2004年アテネ五輪女子マラソン金メダルの野口みずきさんが、25日正午から生放送されるカンテレ・フジテレビ系全国ネット「奥村組スポーツスペシャル 第45回大阪国際女子マラソン」をPRするYouTubeの映像に出演している。「DJみずき」となってCM前の音楽を選曲する“衝撃映像”が21日、公開された。
伝説の米ロックバンド「MC5」のTシャツに、真っ赤なゴツめのカーディガンを羽織った野口さん。「野口みずき的マラソンあるある~!」とビートたけしの「コマネチ」ポーズでひとりコントを始めれば、アンガールズの「ジャンガジャンガ」風ジングルで締める。現役時代、レース中に脳内で流れていた音楽を問われ、米ラッパー、ジョー・バドゥンの「Pump It Up」だといい「パパパ…パンピラ!チェキラ!」と叫び、最後は腕を組む“ヒップホップあるあるポーズ”を決める。
さらに「MizukiのMはドMのM!…ちゃうちゃう」と穏やかじゃない表現と大阪弁でボケたかと思えば「チャウチャウちゃうんちゃう?」とかつて某公共放送局で放送されていたバラエティー番組のタイトルを重ねる。ついにはエアヘッドホンを右手で押さえ、エアDJコントローラーのエアジョグを左手で回しながら「応援してちょ!ちぇけらっちょ!」と名古屋弁でライムを刻んだ。
そんな野口さん。今大会の放送解説(第1移動車)を務める一方で、「DJみずき」としてヒップホップ愛全開で大阪国際女子マラソンのCM前選曲を担当したとのことだ。
「脳内で音がするんです。ガシャーン、ガシャーンって。アームが動いてレコードがセットされるような音がするんです」
あの驚異的な走りを支えていたのは、頭の中で鳴り響いていた“脳内ジュークボックス”だったのだ。
「自分の中のテンポと音楽がシンクロすると、どんどんいい走りに戻ってくる」
選曲打ち合わせの日、カンテレ本社に現れた野口さん。今度はテクノユニット「電気グルーヴ」のロゴTシャツの上に、紫色のテラテラでバチバチにイカした「トゥイーティー」のワッペンつきスカジャン姿だった。
「おばあちゃんになってもヒップホップを聴いていたい。一生DJターンテーブルを回し続けたい」
そう宣言した金メダリストは御年47歳。カンテレ広報担当は「野口さんの選曲は、単なるBGM選びの域を超え、ランナーの気持ちとシンクロする“魂のセットリスト”となりました」という。
セットリストのうち4曲が先行公開された。
▼Believer/イマジン・ドラゴンズ
▼High Hopes/パニック!アット・ザ・ディスコ
▼Champion/カニエ・ウェスト
▼F**kin’ Perfect/P!nk
その他は本番のお楽しみ。野口さんは惜しくも“選外”となった楽曲についても、こう語った。
「もうね、私自身だけが走るんだったら、ゴリゴリのヒップホップをかけるんですよ。でも、今回は現役選手たちのために選びました、自分の感覚とは切り離して。そこも書いてくださいますか(笑)。ほんとは、KRS・ワンとか、アイス・キューブとか、50セントとか、モブ・ディープとか、そのあたりをかけたいですね(笑)。ただ、自分は走らないので、ギャングスタ・ラップとかゴリゴリのヒップホップは自重しました」
果たして野口さんのバイブスは、現役ランナーの魂と共鳴するのか。

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