◆トレーニングマッチ(45分×3本) 鹿島1―0岡山(20日・宮崎市内)

 鹿島はJクラブとの初の対外試合となる岡山戦を45分×3本の形式で行い、FW徳田誉のゴールで1―0で勝利した。

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 数字上は勝利となったものの、鬼木達監督は「これだけミスが多いとサッカーにならないって話は選手にしました」と振り返り「(チームが)始まったばかりの時はいろいろなものが抜け落ちているところもあるので。

今日でしっかり目を覚まさなきゃいけない。それは自分自身もそう」と語った。

 1本目は0―0。トップ下に入ったMF荒木遼太郎が攻撃のリズムを作り、ボランチの樋口雄太、三竿健斗が2列目に関わりながら崩す場面も多かった。FWレオセアラのシュートがバーに直撃するなど、最も決定機が多かったのが1本目。指揮官もゴールに繋がらなかった点を反省として挙げつつも「1本目に関しては、トレーニングでやっている部分は出たのかなと思います」と話した。

 一方で、2、3本目は停滞した。攻撃が手詰まりとなることが増え、失い方が良くない場面も多かった。決定機は岡山の方が多く、GK早川友基、GK藤井陽登のビッグセーブで何とか無失点という状況。3本目の40分にFW徳田誉が意地のゴールを挙げ、トレーニングマッチでありながら「勝って反省」に行き着いたことは良かったが、チームとしての多くの課題が露呈した。

 試合中、鬼木監督はほとんど指示を出さなかった。その意図を指揮官は「個人の戦術眼を増やしていきたかった」と明かし、あえて選手に“答え”を教えず“気づかせる”マネジメントを行ったという。

「日頃から、自分たちで解決しようという話もしている。気づいている人もいるが、自分1人で気づいていても仕方がない。頑張っているけど、そのパワーが分散してしまっているので、いろいろな形で1つにすることを、11人でやらないといけない」と語った。

 キャンプは24日まで。最終日にはJ1福岡とトレーニングマッチを行う。

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