元日本代表MFで、昨季までJ2横浜FCのコーチを務めた中村俊輔氏(47)が20日、J2磐田の鹿児島キャンプにテクニカルアドバイザーとして合流した。白波スタジアムで行われた公開練習からチームに帯同した。

 この日はJ3鹿児島との練習試合が行われ、中村氏は1本目をスタッフベンチで観戦。元日本代表GK川島永嗣の隣に座り、試合の様子をじっくりと見守った。戦術確認の場面では選手たちの話に耳を傾け、試合に出場していたMF井上潮音には個別に声を掛け、助言を送る場面もあった。井上は「自分の試合でのプレーやポジショニング、ボールを持った時の判断について聞きました」と笑顔を見せた。

 井上は2023、24年に中村氏がコーチを務めていた横浜FCに在籍しており、ボランチとしての試合運びやボールを受ける前の準備など、多くの指導を受けてきただけに、「小さい頃から見ている選手。来ると聞いた時からすごくうれしかった」と再会を喜んだ。

 今回の帯同は、中村氏がOBクラブ側の要請を受けて実現。藤田俊哉スポーツダイレクター(SD)は「経験や、プロ選手としての心構えを伝え、チーム全体に新しい刺激を与えてほしい」とし、”臨時コーチ”として招聘した。中村氏は最終日の24日まで帯同。井上も「気になることがあれば、どんどん聞いていきたい」と話し、クラブの狙い通り、チームは大きな刺激を受けている様子だった。

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