◆トレーニングマッチ(45分×3本) 鹿島1―0岡山(20日・宮崎市内)

 鹿島は宮崎市内でJクラブとの初の対外試合となる岡山戦を45分×3本の形式で行い、FW徳田誉のゴールで1―0で勝利した。

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 左膝の前十字靱帯損傷で長期離脱していた鹿島DF安西幸輝が、234日ぶりに実戦のピッチに帰ってきた。

 3本目の途中から慣れ親しんだ左サイドバックのポジションに入り、上下動を繰り返した。「苦しい思いをしてきたので、ピッチに立てるってことはすごく嬉しいこと。攻撃の感触は思ったよりよかった」と喜びをかみしめた。

 25年5月31日のG大阪戦で負傷し、後半戦はリハビリに時間を費やしてきた。「走る怖さはなかったけど、やっぱり対人が1番怖いので。頭の中の怖さを取らないと、試合には出られない」と足元を見つめ「まあ、ちょっとずつですね」と笑顔を見せた。

 悲願の優勝の瞬間をピッチで味わうことはできなかったが「嬉しさが勝ちました。ピッチに立てなかったですけど、素直に嬉しかった」と回想。「リハビリとサッカーは違う。みんな『7か月後に強くなって帰ってきます』って言うじゃないですか。あんなの一個もない。ただ自分の中の心が強くなる、それだけ」と半年以上に及んだリハビリ生活を振り返った。

 リハビリ期間中は、同じく長期離脱となったDF関川郁万、MF師岡柊生とともに復帰を目指してきた。関川は一足先に復帰となり、今季始動からフルメニューをこなしているが、師岡はここまで合流できておらず、宮崎でも別メニュー調整となっている。安西は「あいつが元気に帰ってくることが非常に楽しみです」と苦楽をともにした後輩にエールを送った。

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