巨人のリチャード内野手(26)が20日、将来的な本塁打王獲得に意欲を見せた。G球場で自主トレを公開し、キャッチボールやマシン打撃で汗を流した長距離砲は「僕はホームラン王しかない。

いつかはとりたい」と決意を示した。

 昨年までの自主トレはソフトバンク・山川と行っていたが、今年は8日からブルージェイズに移籍する岡本と行い、バットの使い方などを教わった。「シーズン中は自分のことで精一杯なので、オフシーズンに見ないと気付けないこともあった。とにかく気付きが多かった」と、さらなる飛躍に向けてヒントを得た。セ・パの本塁打王獲得経験を持つ強打者の教えに、同じスラッガーとして血が騒いだ。

 昨季は5月にソフトバンクからトレードで加入。77試合で打率2割1分1厘、11本塁打、39打点と新天地で覚醒の兆しを見せた。このオフは「去年出た課題をひたすら毎日取り組んでいる」とメンタル面強化のために、有名人の著書を読み、ユーチューブを視聴して考え方も学んだ。「いつかは死ぬ。生きたいように生きろ」。サッカー元日本代表MF本田圭佑が追い込まれた時に自らに言い聞かせるというこの言葉に感銘を受け、その一瞬を大切にすると誓った。

 今季は主戦場とする一、三塁で新外国人ダルベックや坂本、荒巻らとの争いが待つ。

阿部監督から主軸の働きを期待される今季へ「(目標は)まずは開幕スタメンと1軍にずっといること。自分らしく去年よりもいい成績を出せるように」と力を込めた。強い気持ちで自らの地位を確立し、主砲・岡本の抜けた穴を埋める。(加藤 翔平)

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