◆トレーニングマッチ(45分×3本) 鹿島1―0岡山(20日・宮崎市内)

 鹿島はJクラブとの初の対外試合となる岡山戦を45分×3本の形式で行い、FW徳田誉のゴールで1―0で勝利した。

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 1本目でボランチの位置で先発したMF樋口雄太が存在感を発揮した。

小気味よいパス交換で攻撃のリズムを生み、2部練習が続く疲労困憊のコンディションながら、2列目を追い越す動きでも躍動感を示した。

 鬼木達監督が「ミスばかりしていたらサッカーにならない」と一刀両断するなど、チームとして芳しくない試合内容となったが、その中において樋口のパフォーマンスは光るものがあった。

 樋口は「コンディションがすごくよくて、状態がいい。そういう感触を今後も持ちながら、その中で得点に絡むプレー、3列目から出て行くプレーを出せれば」と手応えを示した。

 昨季は22年の鹿島加入後、最少の出場試合数(25試合)にとどまった。レギュラーをつかみかけたタイミングでの離脱が2度あり、チャンスを自ら手放す形で出場機会を失った。

 だからこそ今季に懸ける思いは強い。「トレーニングも筋トレもケアも、いいキッカケになったと捉えて、自分を信じてやるだけ」と自己研鑽を重ねた先のレギュラー奪取を見据える。

 ボランチは最激戦区のポジションだが、樋口は「本当に自分(の長所)を出すだけかなって思います」とキッパリ。「去年はいい時に2回けがをしてしまった。そこも自分の弱さだと思うし、本気で向き合っていくことが、今後の自分の人生を左右すると思っています」と息巻いた。

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