宝塚歌劇月組若手スター・礼華(れいか)はる主演の亡国封史「雨にじむ渤海(パレ)」が21日、兵庫・宝塚市の宝塚バウホールで開幕した。

 10世紀、渤海。

度重なる暗殺の危機に見舞われていたインソン(礼華)は、何者かに谷底へと突き落とされる。市井の民・セウォン(彩海せら)に助けられたインソンは身分を偽り、民と変わらない生活を始める。一方、王宮では権力争いが激化。謎多き国・渤海を舞台に、一人の王の生きざまをフィクションとして描き出す、歴史ファンタジーだ。

 孤独から愛や友情を知った王・インソンを礼華が丁寧な役作りで好演。高身長を生かし衣装も映え、見どころの殺陣でも鮮やかな剣さばきを披露した。セウォンとの軽妙なやりとりも息ぴったりで、クスッとさせるシーンもあった。公演は同所で2月4日まで上演される。

編集部おすすめ