◇ノルディックスキー・ジャンプ W杯(20日、山形・アリオンテック蔵王シャンツェ)

 女子個人第19戦(ヒルサイズ=HS102メートル)が行われ、2月のミラノ・コルティナ五輪代表入りが正式に決まった高梨沙羅(クラレ)は、合計181・1点で10位だった。

 強風で試合開始が約2時間遅れるなど難しいコンディションの中、1本目が87・5メートルの18位と出遅れた。

「1本目は横の方に流された。横の、サイドゲートから出なかっただけよかった」と回顧。切り替えて臨んだ2本目は、91メートルと飛距離を伸ばして10位に順位を上げた。高梨は「2本そろえられなかったのはとても悔やまれる試合になったけど、2本目切り替えて挑めたのは一つ、うまくいった」とうなずいた。

 この日、確実としていた五輪代表に正式に内定。14年ソチ大会から4大会連続となる。18年平昌大会の銅メダリストは「4度目の五輪の舞台に立てるというところで、今まで3回の五輪全てに思い出がある。ターニングポイントになっている」。22年北京大会は、混合団体でスーツの規定違反で失格という失意も味わった。高梨は「4年というスパン全てをかけて投じていると思うし、自分の全てをそこでぶつけられるように頑張って行きたい。ターニングポイントになるのは間違いないので、そこで何を感じられるか、今からとても楽しみ」と語った。

 21日は蔵王大会2戦目、そして札幌でのW杯と国内での連戦が待つ。

目指すは今季初のW杯表彰台。高梨は「引き続き、スタートの乗り込みのところや、テレマーク姿勢は力を入れていきたい。テークオフから、空中の質もあげていきたい」と見据えた。

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