俳優の菅田将暉が、本木雅弘主演の映画「黒牢城(こくろうじょう)」(黒沢清監督、2026年公開)で戦国時代の天才軍師・黒田官兵衛を演じることになった。

 本木が演じる荒木村重が密室となった城内で怪事件の解決に挑む物語。

24年の「Cloud クラウド」以来、2年ぶりに黒沢監督とタッグを組む菅田は「黒沢組にまた参加できて光栄です。前回は、銃撃戦に巻き込まれていく転売屋。次は、どんな役か楽しみにしていたら、黒沢清×時代劇という刺激に、心躍りました」と声を弾ませた。

 天才軍師を演じることになり「あの黒田官兵衛を演じるということで、どんな戦模様が描かれるのかと思いきや、また想像を超える時代劇とミステリーの融合。僕は、ほぼ舌戦。知と血と地にまみれ、脳みそフル稼働の撮影でした。対峙した時の荒木村重役の本木さんの瞳が忘れられません」と撮影を振り返った。

 黒沢監督も「主人公村重に協力しつつ翻弄するメフィストフェレス(悪魔)のような黒田官兵衛、若手でこれを演じきることのできる俳優は菅田将暉しかいないと最初から確信していました」と信頼を寄せている。

 ◆映画「黒牢城」 荒木村重(本木雅弘)は暴虐な織田信長のやり方に反発し、籠城作戦を決行する。城は織田軍に囲まれ孤立無援に。城内の血気盛んな家臣たちを抑えながら、村重は妻・千代保(吉高由里子)を心の支えに、城と人々を守ろうと苦心していた。そんな時、城内である少年が殺される事件が発生。

その後も怪事件が次々と起こる。容疑者は、密室と化した城内に居る家臣や身内の誰か。城外は敵軍。城内は裏切り者。誰もが疑心暗鬼になっていく中、村重は牢屋に囚われた危険な天才軍師・黒田官兵衛(菅田将暉)と共に謎の解決に挑む。事件の驚きの真相とは―。

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