女優の吉高由里子が、本木雅弘主演の映画「黒牢城(こくろうじょう)」(黒沢清監督、2026年公開)で戦国武将・荒木村重の妻・千代保(ちよほ)役を演じることになった。

 本木が演じる荒木村重が密室となった城内で怪事件の解決に挑む物語。

黒沢監督とは初タッグで「『光る君へ』を見てこの役をやってほしいという黒沢監督のお気持ちを聞いて、自分の演じた役が次の役へとつながるバトンとなり、とてもうれしかったです」と喜んでいる。

 戦国時代を舞台にした作品は初挑戦。「その時代の死生観について学んだり悩んだり解せない感情にもぶつかったりもしました。たくさんの方が出演されていますが、私の役はほとんど本木さん演じる村重さんとしか関わりがなかったので、私も映画を見る日を楽しみにしています」と話している。

 吉高の起用について、黒沢監督は「可憐(かれん)な見た目とは裏腹に、底知れない安定感を漂わせる俳優です。豹変していく荒木村重を陰で支えるパートナーとして、彼女ほどふさわしい人はおりません」と太鼓判を押した。

 ◆映画「黒牢城」 荒木村重(本木雅弘)は暴虐な織田信長のやり方に反発し、籠城作戦を決行する。城は織田軍に囲まれ孤立無援に。城内の血気盛んな家臣たちを抑えながら、村重は妻・千代保(吉高由里子)を心の支えに、城と人々を守ろうと苦心していた。そんな時、城内である少年が殺される事件が発生。その後も怪事件が次々と起こる。容疑者は、密室と化した城内に居る家臣や身内の誰か。

城外は敵軍。城内は裏切り者。誰もが疑心暗鬼になっていく中、村重は牢屋に囚われた危険な天才軍師・黒田官兵衛(菅田将暉)と共に謎の解決に挑む。事件の驚きの真相とは―。

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