◆大相撲初場所11日目(21日、東京・両国国技館)

 西序ノ口7枚目・福福丸(田子ノ浦)がJR総武線の遅延により、取組が後ろ倒しになった。東同5枚目の祥乃山(高田川)と対戦は序二段の取組中に割って組まれたが、一気に寄り切られた。

勝ち越しはならず3勝3敗になった。

 JR東日本によると総武線が信号確認の影響で一時運転を見合わせた。小岩駅から同・山内、序二段・隆葵と国技館に向かおうとしていたところ午前8時10分に駅で遅延を知った。すぐ行司へ連絡し、取り組み開始時間までに着かなさそうな旨を伝えた。取組を遅らせてもらうことが決まり、タクシーで国技館に向かった。

 9時25分に到着するとすぐにアップ。取組まで約1時間あり「準備は大丈夫だった」というが平常心ではなかった。16日に停電による常磐線遅延の影響で式秀、二所ノ関部屋の力士も取組に間に合わなかったことは知っており「それもびっくりした。今度は部屋で交通情報を確認してから取組に向かいます」と決意を誓った。

 しこ名は今場所に福岡から改名。「福が重なり幸せになれる」意味が込められた。ただ電車なら178円だが、「タクシー代は6000円」。

交通費は部屋に請求できるのか聞いたところ、明確な返答はなく不安そうな顔を浮かべていた。

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