大相撲初場所11日目(21日、東京・両国国技館)

 東序ノ口2枚目・阿龍(あーろん、中村)が4場所ぶりに復帰し、東12枚目・森麗(大嶽)を寄り切った。

 高校時代はアメリカンフットボール部のラインメンで活躍し、卒業後に角界入り。

自己最高位は幕下40枚目の23歳は昨年5月の夏場所の7番相撲で左膝を負傷。名古屋場所の不戦敗を含め、3場所連続で全休した。前十字靱帯(じんたい)断裂と半月板損傷で全治8か月と診断された。

 その後は手術を受けて入院。「初めてこういう大けがをして、すごいつらかった」。だが、リハビリ期間は大ケガを経験している師匠の中村親方(元関脇・嘉風)、兄弟子の幕内・友風にアドバイスを受け、「焦らずに相撲を一から作り直しています」と感謝した。

 今場所は来場所の番付を考慮して6番相撲から復帰したが、まだ相撲を取る稽古は再開できておらず、すり足を始めたばかり。来場所から本格復帰の予定で「完治には数年かかると思うので、今年は焦らず、けがしないように相撲を取ることが目標」と語った。

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