広島の床田寛樹投手が21日、“打者・床田”の目線で投球バランスの改善に取り組む考えを明かした。マツダ室内で自主トレを公開。

昨季までの投球について「結局ツーシーム頼り。打者も『どうせツーシーム』と思っている」と、自己分析する。「僕が自分と対戦するなら絶対ツーシームを待つ。それをなくしたい。“勝負どころの変化”を」。昨季は自己最多で投手ではリーグ1位の14安打の打撃力を投球に生かす。

 9勝(12敗)に終わった昨季、勝負どころの9月に入ってから4戦4敗で3年連続の2ケタ勝利を逃した。「(直球の)平均球速とかは変わらなかったと思う」と、球種の偏りが失速の一因になったと考える。「今ある球種を磨きながら、選択肢をいっぱい増やせれば」と、オフは球威アップを含めて精度向上に取り組んでいる。

 一昨年(24年)も9月以降は未勝利に終わった。「自分で勝手にメンタルブレイクしてボコられた」と、終盤の勝負弱さを反省する。「5年目(21年)ぐらいに真っすぐの感覚をつかんで2軍から上がったときに『3回でバテていいや』と思って投げたら、結構イニング投げられた。

そういうのもありかなと思っている」と、思考にも変化を加えようとしている。

 今季は節目の10年目だ。「最低2ケタ」と、掲げる。いまだ無冠の左腕だが「それこそここ何年かは、8月ぐらいまで勝ち星1位、防御率1位とかにいるけど、結局9月で5位、6位とかに落ちちゃう。そこを耐えられれば、ワンチャンあるんじゃないか」と、初タイトルにも意欲を示す。23、24年の自己最多11勝を大幅に更新し、チームを2年連続Bクラスからの逆襲へと導く。

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