俳優の野村将希が21日、都内で「野村将希 笑顔を届ける全国慰問の旅」の取材会を行った。

 昨年4月から野村自ら高齢者施設などで「直接会い、声を交わし、笑顔を届ける」ことを基軸とした継続型の慰問・交流活動を実施。

飛猿役で出演したTBS系「水戸黄門」に由来し、茨城県をスタート地点に決め、同県の市町村を回った。

 きっかけは「おじいちゃん、おばあちゃんに元気になってもらいたいという気持ち」。「水戸黄門」に出演していた40年ほど前から「慰問に来てほしい」というリクエストを受ければ訪問していたが、自身も70代になり心境に変化。「『自分が歳を取ったらどうなるんだろう』と考えることが多かった。その時に『水戸黄門』の飛猿は、元気じゃないといけない。たまにしんどい時はあるけど、涙流して喜んでくれる姿を見るとやってよかったな」とモチベーションを明かした。

 2日前にも感動的な出来事があった。「同い年の男性の方が普段は座ったままなのに震えながら立って、涙ぐんでいた。同い年で同じ男で『自分は何をやっているんだろう』と思っていたんだと思う」とおもんぱかり、「自分も泣きそうになった。(活動を)続けなきゃいかんなと思った」と振り返った。

 4月からは全国を回る。この1年は茨城県1県を回っていただけに、全47都道府県を回るには相当の時間がかかる。

それでも「生きているうちにいけるかわからないけど、頑張りたい。どこでも求めているリクエストしてくれる人がいたらいきたい。国内であれば」と意欲満々。具体的に訪れる場所、スケジュールは未定だが「最後を水戸で終了してと考えている。(殿に挨拶?)そういうことですね」と最後まで飛猿魂は忘れない。「将来的にはここ(施設)でお世話になるのかな。それまでは自分ができる限り皆さんに元気を与えたい」と意気込んだ。

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