2月開幕の「明治安田百年構想リーグ」へ向け、宮崎でキャンプを行う鹿島は21日、宮崎市内で約2時間の調整を行った。初のJクラブとの対外試合となった岡山戦(1〇0)から一夜明け、軽めの調整となったものの、パス精度や連係の向上を図るメニューで汗を流した。

*  *  *

 DF津久井佳祐は岡山戦で右サイドバックとしてプレー。「まだ昨季の体に戻っていない感じ」と状態を上げている段階だが、攻守両面で及第点のプレーを示した。

 1年目の2023年は出場なし、24年も5試合の出場にとどまったが、昨季は自己最多の19試合に出場。優勝を決めた最終節の横浜FM戦(2〇1)でも最終盤に投入され、クローザー役を任されるなど、持ち前の対人守備能力を買われた起用で存在感を発揮した。

 今季は攻撃面での成長を掲げる。「より攻撃の部分で成長して、試合に出られるようになっていかないといけない。もっと長く試合に出たいので」。個人練習でクロスの練習を精力的に行っていることを明かし「その能力を上げていかないといけないことが明確になってきた」と汗を拭った。

 昨季は主に右サイドバックで出場機会を得たが、本来はセンターバックの選手。サイドバックへの正式なコンバート指令はなく「どっちでもいけるような感じでと思っています」と意気込む。「どちらの自主練もしないといけないけど、やることたくさんで楽しいです。試合に出れるならなんでもやりますよ」。

守備職人から、攻撃力を兼ね備えたDFラインのマルチプレーヤーへ。9季ぶり優勝を陰で支えた21歳は、さらなる高みを見据える。

編集部おすすめ