れいわ新選組の山本太郎代表が21日に都内で会見し、健康上の理由で参院議員を辞職することを発表した。「多発性骨髄腫、血液のガンの一歩手前」にあるとし、無期限で活動を休止し療養に専念。

党代表は辞任せず、共同代表の櫛渕万里氏らが業務を引き継ぐとした。

 会見場に「すみません、遅くなりました~」と言いながら登場した山本氏は、質問者の指名からスタッフへの指示出しまで1人でテキパキと行い、約1時間半にわたって1人で質疑応答をこなした。声のトーンは終始明るく「暗くなったら生前葬ですか!?ってなっちゃう」と笑わせた。

 病状については「現段階ではこれをやったらいい方向に向かうものではない」と説明。抗がん剤治療を受ける段階ではなく「何が原因でなるかハッキリしたことを言えない。症状を進めないための取り組みが明らかになっていない」とし、今後は悪化させないことを最優先にしていくという。

 党代表の任期は28年12月までで、それまでに復帰する意欲を示した。「死なないために行動した。希望のある療養。どこにいても社会をひっくり返す行動は、どの立場になってもしていけること。やるべきことがあるから。しばきに帰ってこないとダメ。

帰って参ります」と力強い言葉を並べた。

 質疑応答が一段落し、櫛渕氏、大石晃子氏、高井崇志氏が会見に加わっても、山本氏のトークの勢いは衰えることなく持論を展開。「サヨナラは言いませんよ、帰ってくるんですから」と最後まで明るく振る舞い、約2時間の会見を終えた。

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