J3のFC大阪は21日、大阪市内のホテルで新体制発表会を行い、新加入でいきなりチーム最年長となったDF田中恵太(36)が“ピッチ内外”での貢献を誓った。同じJ3の鳥取を昨季限りで契約満了となったが、2季連続プレーオフで敗退しているFC大阪から届いたオファー。

「引退は1ミリも考えず準備していた。プレーで恩返ししたい」と試合に出場してクラブのJ2昇格に尽力することはもちろん、登録者数約5万人のYouTubeチャンネル「独身Jリーガーの日常」は“大阪編”に突入した。

 2020年から始めた同チャンネル。食事やコーヒータイム、移動の車内など、何げない日常を発信しているほか、昨季鳥取を契約満了になった際も思いを吐露するなど“ガチンコ”で視聴者と向き合っている。「より多くの人に応援してもらいたい。サッカーに全く興味がない人がスタジアムにくるポイントになればいいな」。鳥取時代には、動画を見て、東京から駆けつけてくれたファンもおり、「楽しみにしてもらえれば」と笑顔を見せた。

 東京都出身。明大卒業後に長野で始まったプロ生活はFC大阪で、のべ8クラブ目となる。J1経験こそないが、正確なクロスと相手の背後に抜け出すプレーを得意とし、プロの世界で生き残ってきた。「元気に毎日練習に取り組むのが僕のスタンス。若い選手に負けないようにじゃないが、ルーキーイヤーの時のような気持ちでガツガツやっていく」。

サッカーにかける情熱はグラウンドでも動画でも、どんどん発信していく。(田村 龍一)

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