1960年代人気を博した男性ボーカルスグループ「スリーファンキーズ」の元リーダーで、司会者としても活躍した長沢純(ながさわ・じゅん、本名毅=つよし)さんが15日午前、脳出血のため、都内の自宅で死去した。84歳だった。

所属事務所が21日、発表した。

 長沢さんは、アイドルグループの先駆けとして日本の音楽・芸能界に大きな足跡を残した。その後も歌手、司会者、俳優として長年にわたり活動を続けた。

 所属事務所によると、亡くなる前日の14日まで体調の異変はなかった。普段どおり食事し、デザートも楽しみ、相撲を(テレビで)観戦した後は、長年の親友と電話で語らうなど、いつもと変わらない穏やかな時間を過ごしていたが、翌15日朝、自宅で突然倒れ、そのまま静かに息を引き取ったという。

 「あまりにも急な出来事で遺族一同、いまだ現実として受け入れきれない思いでおります」とコメント。「同じスリーファンキーズメンバーの高倉一志さん、手塚しげおさんを始め、石原裕次郎さん、美空ひばりさん、勝新太郎さん、山下敬二郎さん、安西マリアさん、平尾昌晃さん、梅宮辰夫さん、森山加代子さん、弘田三枝子さん、ジェリー藤尾さん、アントニオ猪木さん、八代亜紀さんら、同じ時代を生きた仲間たちと再会していることと思われます」とつづった。

 葬儀は、故人の生前の希望により近親者のみで執り行った。お別れの会の予定はない。同事務所は「代表曲の一つである『恋人は海の彼方に』の歌声とともに、長沢純が歩んだ時代を心に留めていただけましたら幸いです」と願った。

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