女優の沢口靖子、俳優の内藤剛志がこのほど、都内で23日の放送で完結するテレビ朝日系連続ドラマシリーズ「科捜研の女」の取材会を行った。

 京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)を中心とした研究員たちが法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描き、「最新の科学捜査テクニック」と「人間ドラマ」が絡み合うミステリー。

1999年の放送開始から26年、23日の「科捜研の女 FINAL」(後8時)で幕を下ろす。

 マリコを四半世紀以上にわたり演じきった沢口は「同じ役をやると、愛着が湧く。マリコを演じられなくなるのはさみしい。ファンレターを見ていると『ドラマを見て科学者を目指しています』、『科捜研目指しています』と。ドラマの影響ってすごいんだな。俳優冥利(みょうり)に尽きる」と感慨に浸る場面も。内藤は「京都に行くと普通に土門さんって言われる。それくらい当たり前になっている」と反響を明かし、シリーズ終結はまだ受け入れられない様子。「楽屋に『科捜研の女 FINAL』って書いてあって、FINALを消し去ろうかと思った。皆さんの宣伝しだいで、皆さんの責任です」とさらなる放送機会を願った。

 演じる上では「やっちゃん(沢口)もそうだけど、変わることを作る側が許してくれた。年数を経て、少しずつ2人での部分を修正したり話し合ったりしながらやってきた」と内藤。

年齢、キャリアを重ね、それぞれにあったキャラクターを演じ続けたという。一方の沢口は「シーズンを重ねる毎に内容が難しくなる。専門用語を覚えていかないといけないし、スムーズに言えるまでこなさないといけない。物理的に時間を取られました」と科学用語への苦労を明かした。2人の間柄も変化し「恋愛ではない、すれすれの関係。兄妹」。沢口は「お互い尊敬と信頼をし合える唯一無二のパートナー」と語った。

 今回はAI、IoT機器などの技術が登場する。AIの使用頻度について聞かれると「日常でわからないことは聞いて、ちょっと悩んだときは普段から使う。疑問があったら聞いています」と沢口。内藤は「コメントしないといけないという時にAIが言ってないことを言ってやろうと調べる」とした。

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