大相撲初場所12日目(22日、東京・両国国技館)

 大関・安青錦(安治川)と熱海富士(伊勢ケ浜)の2敗同士の一番は優勝を占う意味でも重要だ。過去の対戦は安青錦の2勝も今場所の熱海富士は187センチ、195キロの大きな体を最大限に生かして前に出ている。

熱海富士の当たりを止めて左を差せば勝敗は明白だが、熱海富士に立ち合いの当たりで前傾姿勢を崩されたら一気に持っていかれる。2横綱を倒している熱海富士にとって安青錦の壁を突破すれば初Vの期待は高まる。

 同じ2敗の阿炎(錣山)の最大の武器は突っ張りよりも優勝経験があること。修羅場をくぐってきた実力者は勝負所がわかっている。精彩のない大関・琴桜(佐渡ケ嶽)をもろ手から一気に突き放すか。

 連敗はあったものの横綱・豊昇龍の3敗での1差は不気味といえる。相手は13勝10敗と過去の対戦成績でリード、しかも2敗から3敗に後退して多少の失速感がある霧島(音羽山)。まわしを取って投げで仕留めたい。

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