元「キリンジ」で歌手の堀込泰行(53)が、25日深夜放送のNHK「tiny desk concerts JAPAN」(深夜0時25分)に出演することが22日、発表された。このほど同局で収録を行った。

 オフィスの一角に設けられた、約3メートル四方(6畳程度)のスペースが舞台となった。全5曲を披露した堀込は「短い間だけど波乱万丈な30分でした」と満足げ。譜面を逆さにしてしまうなどハプニングもあり「できるだけリラックスしようと思ったけど、それを心がけすぎた」と笑わせた。

 特殊な環境を想定してリハーサルを重ねたが「演奏に入り込んでいくには、僕らの中で『宇宙』みたいなものを作っていかないと結構難しい」と文学的に表現。完全な生音での演奏に創造力をかき立てられた様子で「自分の作品でもやってみたい」と意欲を示した。

 弾き語りライブの経験が多いこともあり、観衆との距離感は気にならなかったという。それ以上に、収録を意識するあまり「自分でも気づかないところで緊張しているんだ、という瞬間もあった。記録されてそれが流れることを想像してしまう。それをかき消すため演奏にのめりこむことに苦心した」と振り返った。

 ゲストには「丸っこい発声で相性がいい気がした」という歌手・土岐麻子を迎えた。キリンジ時代の「ビリー」に加え、代表曲「エイリアンズ(Lovers Version)」でもハーモニーを響かせ「バラードだけど温度が上がる感じを演出できた」とうなずいた。

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