棋士の加藤一二三(かとう・ひふみ=引退棋士九段)さんが肺炎のため、22日午前3時15分に都内の病院で亡くなったことが所属事務所から発表された。86歳だった。

明るいキャラクターで親しまれた「ひふみん」は、棋士では珍しい敬虔(けいけん)なクリスチャンとしても知られた。

 加藤の次女・美紀さんは現在、仙台白百合女子大学学長を務めている。日本貿易振興機構(JETRO)などを経て、2011年から同大学の専任講師に着任。14年に准教授となり、その後、グローバル・スタディーズ学科の教授を歴任。24年4月に第8代として学長に就任した。同大学のホームページによると教育哲学、宗教教育、人間形成論を専門分野としている。

 ひふみんも、棋士引退後の17年に同大学の客員教授に就任。引退会見では「折々に大学を訪れ、人生経験を女子学生に語っていきたい」と話していた。

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