巨人の育成・鈴木大和外野手が22日、今季の支配下復帰と飛躍を誓った。4年目の昨季は6月9日に支配下昇格を勝ち取り、同13日に1軍昇格。

代走で4試合に出場した。今季は育成契約で再出発する26歳は「育成からのスタートなので、本当に結果を残さなければクビだと思う。悔いのないように全力でやりたい」と決意を示した。

 会田有志3軍監督は育成選手に「まずは平均的な選手ではなく一芸。目立たないと土台に上げてもらえない。守備に関しては1軍レベルのマスト(な条件)がある。その上で他に何ができるか」と、一芸に秀でた“オンリーワン”の能力と一定水準の守備力を要望。

 鈴木大は50メートル走5秒79の俊足と堅実な守備を武器にする。今オフは「盗塁の時に低い姿勢から力を加えれるように」と、地面から跳ね返って来る力を利用する「地面反力」の向上を図っている。ジャンプ系のメニューを多く取り入れ「いいランナーはアウトにならない。成功率を高めていきたい」と自慢の足に磨きをかける。

 打撃では昨季2軍で44試合に出場して打率2割6分8厘、10打点。

「2軍ではある程度、手応えを感じて打てた。ちょっと力を抜いて、ヘッドを走らせる。そういう感覚のバッティングは去年のこの時期より全然いい感じ」と手応えを口にする。この日は打撃投手を相手に約1時間、黙々とバットを振り続けた。

 勝負の5年目。一日一日がアピールの場だ。「進塁打や小技はできて当たり前。その上でバッティングも『力強さが出てきたな』っていうのがアピールできれば。それができればプラスになる」。体の状態は万全。チームに必要な”オンリーワン”になるため、着々と準備を進める。

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