巨人の船迫大雅投手(29)が22日、同じサイドスローの大勢投手(26)と共闘し、「最優秀中継ぎ」獲得を目指す。3歳下の右腕に対し「技術は劣っていても、気持ちは負けないように」。

昨季、船迫は57登板、大勢は62登板とリリーフの柱となった2人が、相乗効果で活躍を誓った。

 新たな武器が加わった。その正体は「サイドスピンチェンジ」。左打者から逃げるように、鋭く沈む変化球だ。24年から取り組んでいたが、昨季終盤に阿部監督から「ボールを浅く握って投げてみろ」と助言を受けたことで練習が本格化。オフに改良を加えたことで「(試合で)使えるんじゃないか」と手応えをつかんだ。昨季の対戦は右打者が中心。左打者の外角に沈む球種が加われば、左右関係なく勝負できる勝ちパターンの重要なピースとなる。

 「年々曲がり幅が小さくなっていた」というスライダーも修正し「去年よりも良い」とキレを取り戻した背番号58。同じサイドスローのドラ2・田和が中継ぎに加われば、大勢らとリリーフの座を争うことになる。「自分は負けずにやるしかない」。進化した右腕が、今年もフル回転する。

(北村 優衣)

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