河瀬直美監督が22日、東京・テアトル新宿で最新作「たしかにあった幻」(2月6日公開)の完成披露上映会に参加。出演の尾野真千子北村一輝永瀬正敏らと舞台あいさつした。

 今作は愛のかたちや命のつながりをモチーフに、日本での失踪者と臓器移植の現実を重ねて描く人間ドラマ。主人公をルクセンブルク出身の女優ヴィッキー・クリープスが演じている。

 河瀬監督は、このところ2021年に開催されたコロナ禍での大会を追った公式記録映画や昨年の大阪・関西万博ではテーマ事業プロデューサー兼シニアアドバイザーをつとめた。

 “本業”とは違う方面での仕事に追われただけに「もう劇映画は撮らないんじゃないか、とも言われた。コロナもあって舞台あいさつも出来ない時期があった。今回6、7年ぶりじゃないかな。コツコツ撮り続けてきた自分には、初日や今日のような舞台あいさつこそ大事だと思ってきました」。この日は特に河瀬組の常連メンバーと一緒の舞台あいさつ。イベント終了間際に突然、監督の提案で観客も写真撮影がOKになるなど、感無量の様子だった。

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