元TOKIOの松岡昌宏(49)が5月14日開幕の舞台「はがきの王様」(東京・本多劇場、大阪・森ノ宮ピロティホール、演出・金沢知樹氏)に主演することが22日、分かった。昨年末で所属していたSTARTO ENTERTAINMENTを退所し、独立後初の主演舞台となる。

 同作は、ドラマ半沢直樹」などの脚本を手がけた金沢氏の、青年期の深夜ラジオの体験がベース。学生時代、ラジオ番組にハガキを送りまくっていた40代の元外資系会社員が、退社をきっかけに再びペンをとる。再生と勇気をつづる物語だ。

 大柄ながら、目鼻立ちがはっきりしたマスクと確かな演技力で知られる松岡。近年の舞台では「東京ゴッドファーザーズ」の元ドラァグクイーン役や「家政夫のミタゾノ」シリーズの家政夫役など女装役が多い。男性役は18年「江戸は燃えているか」で庭師を演じて以来約8年ぶりだ。

 自身も「生粋のラジオっ子」で「このお話をいただいた時、ラジオの世界を舞台で作ることに、まず興味が湧きました」と率直な感想を明かす。現在ラジオ番組でパーソナリティーを務めているだけに「“はがき”からメールへと時代は変わりましたが、令和の時代にこの作品を通じて、ラジオならではの良さを伝えられたらいいなと思います」と意気込む。

 また、上演舞台となる本多劇場は松岡が目標にしていた一つの場所。「長くこの仕事をやっていると、『初めて』に触れる機会が少なくなってくるんですが、いつか立ちたいと思っていた本多劇場。そうした『初めて』を素直に楽しみたいと思います」と喜んでいる。

 〇…脚本・演出を務める金沢氏は、元々お笑い芸人としてデビューし、人気テレビ番組「あいのり」では“金ちゃん”の愛称で親しまれた人気者だった。

「松岡昌宏さん、ピエール瀧さんという、圧倒的な存在感と表現力を持つお二人とご一緒できることを心から光栄に思っています」と大喜び。他の出演者もラジオとゆかりのある人が多いことから「ラジオへの想いがとても熱い方々ばかりです。―たまりません」と感慨深げだった。

編集部おすすめ