米専門テレビ局「MLBネットワーク」は22日(日本時間23日)、シーズン前恒例企画「トップ100」プレーヤーズの1~10位を発表し、昨季ナ・リーグMVPのドジャース・大谷翔平投手(31)が2年連続4度目の1位に選ばれた。2位はア・リーグMVPのヤンキース、A・ジャッジ外野手(33)だった。
全ポジションの選手の中からランキングする同企画で、大谷はエンゼルス時代の22、23年に2連覇。24年は4位まで転落した。前年に受けた右肘手術の影響で24年シーズンは打者専念となることが事前に決まっていたことが影響したとみられる。だが、大谷はそんな周囲の予想を見事に覆し、前人未到の「50―50」(50本塁打、50盗塁)を達成し、迎えた25年のランキングで1位を奪還。これまでの順位は1年目の18年から100位、81位、57位と続き、21年には圏外となったが、同年に投打ともに飛躍したことから以降はトップの常連となった。
昨季の大谷は打者として158試合に出場し、3年連続の本塁打王こそ逃したが、自己最高の55本塁打。打率2割8分2厘、102打点、20盗塁の成績を残した。投手としても23年9月の右肘手術から6月に復帰し、8月には749日ぶりの白星をマークした。14試合で1勝1敗、防御率2・87。新たな「50―50」(50本塁打、50奪三振)を初めて成し遂げ、ポストシーズンでも二刀流で躍動。ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦では、投げては7回途中無失点10奪三振、打っては3本塁打の“伝説の1日”をつくり、ドジャース球団史上初のワールドシリーズ連覇に導いた。今季は移籍後初めて開幕から二刀流として稼働して完全復活が期待されている。
ランキングが発表された同局の番組内では、司会者から「ものすごく多くのヤンキースファンが眉をつり上げているのが実際聞こえてくるようだよ。手短に説明してほしい。ジャッジと比べてもなぜ大谷が圧倒的なのか」と聞かれたマーリンズ、メッツなどで通算233本塁打を記録したクリフ・フロイド氏が「彼が1日でやったこと、1試合でやったこと。これは俺たち打者が打者としてはできないことなんだよ」と“伝説の1日”を踏まえて説明。「ジャッジにはこれはできない。もう“サイエンス・フィクション”(SF)みたいなものなんだ。まるで実在しないみたい。俺は言ってるんだ。『彼は現実じゃない』と。人生の中でこんなものを見るなんて、思ってもみなかった」と話した。










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