大相撲 ▽初場所13日目(23日、両国国技館)

 東序ノ口17枚目・蒼富士(伊勢ケ浜)が、西序二段98枚目・達ノ海(伊勢ノ海)を押し出して、7戦全勝とした。「引かないことを意識して、引いたところを前に出ようと思っていた。

復帰の場所で全勝できて、自分の中でも自信になった」と振り返った。

 自身の一番前では同じく6戦全勝だった同部屋で、神奈川・旭丘高の先輩の東序ノ口19枚目・旭富士(伊勢ケ浜)が勝利。「(旭富士に)『絶対決定戦に来いよ』と言われていた。親方にも決定戦をやれるようにと言われた」と気合を入れた。

 蒼富士は23年秋場所で左膝の大けがを負い。3度の手術を経て、一時の復帰もあったが、再び今場所から土俵に戻ってきた。リハビリ期間中には24年に亡くなった父・博文さんから「各段で優勝をしよう」と励まされ、苦しいリハビリを耐え抜いた。「父が背中を押してくれたおかげで、きついリハビリとトレーニングを乗り越えられて、絶対負けない気持ちになれた。父との約束を果たしたい」と、千秋楽に行われる旭富士との優勝決定戦を見据えた。

編集部おすすめ