広島・末包昇大外野手(29)が23日、“ベンちゃん打法”で逆方向の本塁打増を誓った。マツダスタジアムの屋内練習場で打撃練習を行った長距離砲は今オフ、元中日・和田一浩氏(53)に弟子入り。

2年連続0本に終わった右方向への本塁打を増やす極意を学んだことを明かし「これだったら逆方向に打てそうという感覚をつかめた」と手応えを口にした。

 和田氏は24年まで務めた中日の打撃コーチ時代、細川を覚醒させた名伯楽。計4日間の実演指導で「バットの出し方や体の使い方」を伝授された。「体からバットが生えているような。最後まで手を意識しない」。いかにバットを上手に扱うか―。19年間で2050安打、319本塁打のレジェンドから必死に吸収した。

 25年はキャリアハイの123試合に出場し打率2割4分3厘、11本塁打、62打点。チーム最多の63試合で4番を務めたが、確固たる地位は築けなかった。「客観的に見てチャンスは少ない。その中でいいものを出さないと、出る機会は減る。上の人にも若い子たちにも負けないように」。

5月に30歳を迎える男は、覚悟の打撃改造で目標の30本塁打へ。30歳でブレイクし、名球会入りした和田氏のように、一流の道を行く。(直川 響)

編集部おすすめ