京都市交通局はこのほど、3月20日からの市バスダイヤ改正について、主な取り組みを発表した。

 京都市の発表資料によると、同局では2024年9月に「市バス運転士不足 非常事態宣言」を発出。

それ以降、処遇改善を進めた上で、採用活動を積極的に展開し、現在では毎日の運行に必要な人員を確保できるまで状況は改善しているという。今回のダイヤ改正では、「喫緊の課題である市バスの混雑対策に取り組むとともに、限りある輸送力の効果的・効率的な配分を進めます」と説明した。

 資料で紹介された主な取り組み内容は以下の通り。

①利用が集中する路線の混雑対策:利用の多い循環系統・幹線系統の増便、通学系統の運行充実、効果の検証結果を踏まえた「観光特急バス」の利便性向上、観光系統「楽洛ライン」の運行見直しにより、混雑緩和を目指す。

②利用状況に応じた運行見直し:利用状況を踏まえ、運行回数の見直し、運行経路の変更や区間運行化等の運行見直しを行う。

③利便性・快適性向上に向けた取組:利用が集中する、清水道「南行」や西大路四条(阪急・嵐電西院駅)「北行」停留所などで、停車系統を行先・方面別に見直すとともに、より便利に利用してもらえるよう、毎時同時分に発車する「パターンダイヤ」の拡大などに取り組む。

④バス接近情報「ポケロケ plus+」の運用開始:スマートフォンなどから市バスの接近情報を確認できる「ポケロケ」について、機能を充実し、新たにリアルタイムの「車内混雑度」や「走行位置情報」をご覧いただける「ポケロケ plus+」として運用を開始する。

⑤電気バスの運行開始:電気バス(EVバス)2両の運行を開始し、京都駅やまちなかの四条河原町など、多くの旅行者が訪れるスポットを経由する205号・EX100号系統で運行する。

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