◇ノルディックスキー・ジャンプ W杯(23日、札幌・大倉山ジャンプ競技場)

 女子個人第21戦(ヒルサイズ=HS137メートル)の予選が行われ、2月開幕のミラノ・コルティナ五輪代表に選出されている高梨沙羅(クラレ)が、123メートルを飛び117・2点の12位で予選を通過した。「予選ラウンドでちょっと失敗して前のめりになってしまった。

(公式練習の1本目は)一番いいジャンプだったかなと思います」と前向きに話す。

 大会前、幼少時からつける膨大な量の練習ノートを携帯に落としたデータを見返し、大倉山の特徴を探って挑んだ。「ノーマルヒル(蔵王)からラージヒルに変わったけど思っていた以上にスムーズに飛べた」と話した。

 4度目の五輪に向けた最後の国内大会。札幌では過去、6勝を挙げており、勢いをつけるには最適の舞台だ。予選前に行われた五輪代表会見でも札幌2連戦に向け「見ている人が感動できるビッグジャンプを飛んで、テレマークを入れて締めくくりたいなと思います」と強い決意を胸に挑むことを誓った。

 今季、ここまで表彰台はないが、21日のW杯蔵王大会の1回目に飛型点52・5点をたたき出した。ずっと課題としてきた足を前後に開いて着地するテレマーク姿勢が良くなり、徐々に自分が求めているジャンプに近づいている。「壮行試合」でしっかり結果を出して世界に挑むつもりだ。

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