SixTONESの松村北斗(30)、女優の今田美桜(28)が映画「白鳥とコウモリ」(9月4日公開、岸善幸監督)にダブル主演することが23日、分かった。2人はCM共演はあるが、映画での共演は初めて。

 東野圭吾氏によるシリーズ累計発行部数150万部突破の同名ミステリー小説(幻冬舎文庫刊)が原作。善良な弁護士が殺害された事件を巡り、容疑者の息子(松村)と被害者の娘(今田)が出会い、事件の真相を追う。

 松村は、昨年の出演作「ファーストキス 1ST KISS」、主演作「秒速5センチメートル」で第49回日本アカデミー賞の優秀主演男優&助演男優賞をダブル受賞。俳優として頭角を現す中、今作では殺人事件の犯行を自白した父の言動に違和感を抱く息子・和真を演じる。

 読書家でもあり「東野圭吾さんの世界観に入れるのが楽しみでした」と喜びもひとしお。和真を「父に対して特別な感情を抱いています。『心から平和に生きてほしい』と願っていた人を疑わなければならないつらさを表現することが、演じるうえで大切な部分」と捉え、「入り口から出口まで没入して、皆さんと共に考えながら見ていただけると思います。かなり見応えのある作品」と自信をみせた。

 今田は、ヒロインを好演した昨年のNHK連続テレビ小説「あんぱん」以降、初の主演映画となる。和真と手を取り合い、事件を追う美令役を「冷静に物事を見ている女性。他人の意見に流されずに、自分が疑問に思ったことを貫き通すことができる彼女に力を感じました」とコメント。「ミステリーでありながら2人を応援したくなるような物語。

最後の展開はすごく驚きがありながらも、切なく温かい気持ちになれる」と見どころを語った。

 ○…原作の東野氏は「被害者遺族と、加害者家族の苦悩がストーリーの中心。かなり複雑な構造で、太さや光沢、硬さなどまるで千差万別な糸が編み込まれた織物のようなものです。その糸を一旦(いったん)解きほぐし、映像として編み直したらどんなものが出来上がるか、今から楽しみです」と期待した。岸監督は、主演2人の芝居に「息をのむような演技にも支えられ、撮影は順調に進んでいます」と手応えをのぞかせた。

編集部おすすめ