東日本ボクシング協会が選定する2025年11月度の月間賞表彰式が23日、後楽園ホールで開催された「Lemino BOXING フェニックスバトル149」のリング上で行われた。

 最優秀選手賞(MVP)に輝いた東洋太平洋スーパーウエルター級新王者の緑川創(つくる、39)=EBISU K’s BOX=は「キックボクシング歴が長かったので38歳からのデビューだったんですけど、自分のやりたいこと、目標にしていることを持って行動にうつせばしっかり結果が出せるんだぞと、いろんな人に勇気を与えられたと思います。

こんな素晴らしい賞をいただいて、本当に嬉しく思います」と喜びのあいさつ。

 約1か月前に39歳となったベテランは「キックボクシングからボクシングに転向した武居由樹選手や那須川天心選手、この若い2人が大活躍していますが、僕もその2人に乗っかるように、オジさんにしか見せられない魅力のあるボクシングを見せていきたいと思います。今後とも、よろしくお願いします」とさらなる活躍を誓った。

 元キックボクシング世界王者の緑川は昨年11月27日、東洋太平洋同級王者ワチュク・ナァツ(八王子中屋)を2―1の判定で下し、ボクシング転向から無傷の5連勝(3KO)、わずか1年1か月の異例のスピードでタイトルを獲得。EBISU K’s BOXジムにとっても、男子初の王者となった。試合後はキック引退から4か月後の23年6月に誕生した長男・路唯(ろい)くんをリングに上げ、ボクシング転向時からの「チャンピオンになってベルトを巻いた姿で、息子をリングに上げたい」との目標も果たした。

 ◆緑川 創(みどりかわ・つくる)1986年12月13日、東京都生まれ。39歳。高校時代は野球部に所属。高校3年の11月にキックボクシングを始め、新日本キックの中量級エースとして活躍。第8代新日本キックボクシング協会ウエルター級王座、WKBA世界スーパーウエルター級王座を獲得。キックの戦績は89戦57勝(25KO)20敗10分け2無効試合。

23年2月のキック引退後、ボクシングに転向し24年10月にB級(6回戦)デビュー。身長171センチの右ボクサーファイター。

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