ドイツ発の世界的ロックバンド「スコーピオンズ」のベーシストとして活躍したフランシス・ブッフホルツさんが22日(日本時間23日)に亡くなった。遺族が故人のSNSを23日(同24日)に更新し発表した。

71歳だった。

 遺族はフェイスブックで「深い悲しみと胸の痛みを抱えつつ、愛するフランシスが昨日、がんと静かに闘った末に永眠したことをお知らせします。彼は愛に包まれ、安らかにこの世を去りました」と伝えた。がんの種類については明らかにしていない。

 また「世界中のファンの皆様へ―彼の驚くべき旅路において、揺るぎない忠誠心と愛、そして彼への信頼を寄せてくださったことに感謝申し上げます。皆様は彼に世界を与え、彼はその見返りとして音楽を贈りました。弦の音は静まりましたが、彼の魂は奏でた一音一音に、触れたすべての人生に今も息づいています」と記されている。

 また「スコーピオンズ」も公式インスタグラムで演奏中の写真を添え「長年の友人でありベーシスト、フランシス・ブッフホルツが逝去したという悲しい知らせを受け取りました。彼がバンドに残した功績は永遠に生き続け、共に過ごした数々の良き日々を私たちはいつまでも忘れません。ヘラ、ご家族、ご友人の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。フランシス、安らかに眠れ」と哀悼した。

 1954年2月19日、ドイツのハノーバー生まれのブッフホルツさんは、故郷で数々のバンドで活動した後、後にスコーピオンズのギタリストとなるウリ・ロートと共に「ドーン・ロード」を結成。

65年にギタリストのルドルフ・シェンカーが結成した「スコーピオンズ」に73年に加入。92年に脱退した。脱退後はしばらく音楽活動を休止した後、96年にベースギター教則本を執筆、2012年にはマイケル・シェンカー率いるテンプル・オブ・ロックのヨーロッパツアーに参加するなどしていた。

 「スコーピオンズ」は2023年9月に大ヒット曲「ウィンド・オブ・チェンジ」(1990年)をYOSHIKIとコラボレーションした演奏(初のウクライナ版)を収録した音楽ドキュメンタリー映画「YOSHIKI:UNDER THE SKY」が公開された。

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