ドジャース・山本由伸投手(27)が24日、都内の「NIKE HARAJUKU」でスペシャルトークショーを行い、自身がMVPに輝いた昨季のワールドシリーズ(WS)の“秘話”を披露した。

 ブルージェイズ相手に延長18回の激闘となったWS第3戦。

第2戦で105球を投げて完投勝利していた山本はそれから中1日だったが、幻の延長19回に備えてブルペンで投球練習を行っていた。 MCの杉谷拳士氏から当日の様子を聞かれた右腕は「あの日ももちろん投げる予定なかったので。試合始まった時にコーヒー飲んでましたし(笑)。めっちゃゆっくりしてましたし、あの日たまたま(球場に)おすし屋さんが来てくれる日だったんですよ。だから3回ぐらいでちょっと軽食がてら、僕すしとか食べてました(笑)。本当に投げるわけなかったので。そこから気付いたら17、18回、ブルペン行っていたので。その日振り返ったらちょっとおもしろかったですね」と笑顔。「練習も試合前に済ませるので。あとはもうチームメートの応援、試合を応援するだけだったので。別にコーヒーを飲んではいけないというルールもないですし、リラックスじゃないですけど、そういった感じで最初過ごしていて。試合が進んだらどんどん投手がいなくなってきたので。
周り見ても(投げるとしたら)僕がスネルかだったので。スネルは翌日先発だし、これ多分自分だよなっていう(笑)。その辺からすごい早かったですね、時間が」と振り返った。

 山本はオリックスで3年連続MVP&沢村賞という実績を引き下げ、12年総額3億2500万ドル(約461億円=契約発表時のレート)の大型契約で24年からドジャース加入。渡米1年目は右肩を痛めた影響もあり、18試合で7勝(2敗)止まりだったが、開幕投手を務めた昨季はチームで唯一ローテを守り抜き、30試合で12勝8敗、リーグ2位の防御率2・49。さらに201奪三振と本来の実力を発揮し、WSでは4勝のうち3勝を挙げてMVPに輝いた。特に延長11回までもつれた第7戦では9回途中から登板。96球の熱投だった第6戦から“中0日”という伝説をつくって胴上げ投手となり、ド軍史上初の連覇に貢献していた。

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