札幌大谷高サッカー部のDF大石蓮斗(17)が、今季関東1部リーグに3年ぶりに復帰した法大へ進学する。U―16日本代表候補などの選出歴がある身長184センチのセンターバックだが、今の実力を踏まえ、大学でレベルアップを図る道を選択した。

幼い頃からの夢とするプロ入りへ、北海道を初めて離れ、研さんを積んでいく。

 2月2日から始まる法大での練習参加へ、大石は母校の後輩たちと汗を流しながら、態勢を整えている。新たなサッカー人生へ「分からないことだらけだが、トップチームに1年目からいて試合に出るのが今の目標。そこに向かって、ただ頑張るだけ」。目を輝かせ、志を言葉にした。

 高2で高校総体と選手権、昨年は高校総体でセンターバックの主軸として全国舞台を踏んだ。184センチの高さと対人の強さを武器にU―16日本代表候補やU―17日本高校選抜候補にも選ばれ、注目される存在となった。ただ「北海道では少しは名前も知られたかもしれないが全国では無名。去年は代表候補にも入れずに悔しかったけど、今の自分の実力じゃ厳しい」と客観的に自身の力を見極めた末に、大学進学を決意した。

 順調な道のりは、大石の頭には描かれていない。「そもそも大学に行って良い思いばかりするとは思ってない。挫折するかもしれないし、試合に出られない期間があるかもしれないが、それは承知している。

そういうのを乗り越えて強くなるのが大事」。精神面から鍛え直し、真に戦える選手となるために「色んなことがあると思うが、ライバルに勝ち負けというよりも自分に負けないことが大事」。己としっかりと向き合い、競争を勝ち抜いていく。

 法大は今年も5人のJリーガーが誕生するなど、100人を優に超えるプロを輩出している。「大学に4年間身を置いて、強くなって、即戦力としてプロに行きたい」。幼い頃からの夢を4年後に叶えるために、大石がレベルアップを図っていく。(砂田 秀人)

 ◆大石蓮斗(おおいし・れんと) 2008年3月16日、札幌市生まれ。17歳。小2から札幌常盤サッカー少年団で競技を始める。札幌常盤中時はアンフィニMAKI.FCでプレー。23年に札幌大谷高に入学。主に左センターバックで主軸を張り、昨年は主将も務めた。

24年にU―16日本代表候補、25年にはU―17日本高校選抜候補に選出された。家族は両親と妹。184センチ、72キロ。利き足は右。

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