女優の余貴美子が24日、都内で行われた映画「安楽死特区」(高橋伴明監督)の公開記念舞台あいさつに、主演の毎熊克哉らと出席した。

 本作では認知症を抱えた元漫才師を好演した。

社会派のベテラン・高橋監督作品への出演に「何が何でも伴明監督とやりたいということで、この映画に参加できて幸せでした」と感無量。今年5月で70歳を迎えるが「私もこの年になって、あの世とこの世をうろうろしているような役が多い。今年も色んな役を頂いて、棺おけに何度も入ったし遺影にも何度も撮った」と笑わせ、「人生はリハーサルがないけど、お芝居の時はリハーサルができて幸せだなと思った」と語った。

 舞台は安楽死法案が国家主導で可決された近未来の日本。難病を患い余命半年と宣告されたラッパー・酒匂章太郎(毎熊)と、パートナーでジャーナリストの藤岡歩(大西礼芳)が国家戦略特区「安楽死特区」に入居し、その実態を内部から告発しようとする。原作は、在宅医として2500人以上をみとってきた医師で作家の長尾和宏氏による同名小説。

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